大阪万博2025Thai Pavilion Opening Ceremony(タイパビリオンオープニングセレモニー)
- Yumi Noguchi
- 4月27日
- 読了時間: 3分
更新日:4月29日

2025年4月24日大阪・関西万博 タイパビリオンのグランドオープニングセレモニーに参加しました。
タイパビリオンは細長い敷地をうまく活かしてミラーパネルに映る半分の屋根のカーブが合わさって伝統的なタイの屋根のカーブを見せるデザインとなっています。
よく見ないと鏡だということに気がつかない方もいらしたので敢えて説明しています。

2年前の契約前から今月の竣工引き渡しまで、毎週の設計・施工ミーティングの通訳として関わりました。
国家プロジェクトを成功させたい、世界にタイの魅力を発信するんだというその熱意に応えて、予算や工期、敷地の特殊性など課題はありましたが、関係者みなさんがプロフェッショナルな仕事をなさっていました。
それは同時に文化交流でもありました。
タイのスタッフから学んだタイ語の中で「マイペンライ」は、「大丈夫だよ、なんとかなる、気にしない」的な意味合いで、素敵な言葉だと思いました。
大阪・関西万博2025には、このようなひと言では語れないストーリーが参加国分150以上もあったのかと思うと感無量です。


大屋根リングから会場を俯瞰できるし各パビリオンがリングからの視線を意識してデザインされているので建物の外観を見ながらリングを1周するのも楽しいです。(約2㎞)
木造の床は足にやさしいと感じました。


各所に冷たい飲み水の無料補給所もあるのでボトルを用意すれば常に補給できるし、リングを1周しながら暑いときは各所にあるエレベーターやエスカレーターで降りて大屋根の下で休めます。フードコートでは大阪の食べ物が、幕張イオンほどの値段です。無料のお水でセルフサービスです。





各パビリオンの展示は各国の本気が感じられ、スタッフも一生懸命日本語でお話してくれる異文化体験、とにかく楽しいです。
一生行かないかもしれない国々の人々や文化がそこにある。



大阪城の敷地内のレストランで打ち上げ。
以前のブログに書きましたが、2年前にひとりでここを訪れて、偶然1970年大阪万博のタイムカプセルを見つけて、行き先不透明であったタイパビリオンプロジェクトの成功を祈った場所です。振り返ったらこのビルに虹がかかっていたのを感慨深く思い出しました。
新大阪駅で新幹線を降りると、既に駅の方や万博スタッフの方々などが万博会場への地下鉄へ誘導してくれて、途中の乗り換えも徹底的に誘導、間違えようがありません!
各国の民族衣装の人が行き交い、とてもカオスで国際的な雰囲気でした。
みなさん、大阪万博2025、是非訪れてみてください
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